〈ふざけんなっ!誰が町の治安守るだぁ!?寝言は寝てから言えや!〉
〈美涼さんだったか?まさか不良の俺らに、お宅の店の用心棒でもしろって言うのか?〉
〈そうです。〉
〈俺らはSPはしてねぇーぞ!?〉
〈まったくだぜ。何勘違いしてんだ?確かに凛さんは、出来た人間ではあるが~〉
〈え?違うんですか?あなた達の頭である凛道蓮さんは、町内パトロール青少年部の隊員ですよね?〉
〈はあぁあ!?〉
〈え!?・・・・あ!?そういえば・・・・〉
ギョッとする声を出す円城寺君と、何かを思い出したような声を出す可児君。
〈あんだよっ、可児!?〉
そんな可児君の態度に何かを察する円城寺君。
それで五分刈りの友達は言った。
〈うちの檀家の大原っていう町内会長をしてるじいさんが・・・凛さんが町内の治安を守るパトロール隊員になったおかげで大助かりだって言ってたような・・・〉
〈そうです。大原町内会長を含めた大人の皆さんから、凛道蓮さんは警察が解決できないトラブルをいくつも解決して、世間に貢献していると言っているのを聞いたんですが―――――・・・・違いましたか?〉
〈い・・・いや・・・凛さんで、間違いは・・・いないが・・・〉
バツの悪そうな口調になる可児君。
〈凛~道~!・・・あの野郎・・・!!〉
円城寺君は円城寺君で、怒りで声を震わせているようだ。
〈否定はしませんよね?〉
〈〈しねぇけど・・・・〉〉
(ご、ごめんなさい・・・・)
良いことをしたはずなんだけど、可児君と円城寺君の声を聞いたら、悪いことをしたような気分になる。
〔★凛のボランティア、龍星軍のメンバーを追いつめた★〕


