彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




〈マジで、凛さんが親しくしてる女なのか?〉



私の耳に、疑ってます100%の声色で聞く可児君の声がした。

それに質問を受けた美涼がさらにしゃべる。



〈親しくしてますよ。MESSIAHを駆除した時の協力者でもあるでしょう?ねぇ、幡随院長政さん、関山つなぐさん。〉

〈気安く呼ぶな。〉

〈ながちゃん、ここは我が君の顔を立てて、もう少しソフト対応にしてあげましょう?こそ泥にしちゃ、下見が良く出来てますからね。〉

〈なっ!?マジなのか!?幡随院、関山!?〉



聞いてないと言う顔で聞く可児君達に、ムスッとした顔とさわやかな笑顔で2人はうなずく。



〈巨乳もいたかな。〉

〈そういうこと。〉

〈チッ!凛道の野郎・・・!〉



ちーちゃんとつなぐの返事に、円城寺君がすごい顔で私の名を呼ぶ。



(これはまずい・・・)



MESSIAHの件・・・聞かれないから答えなかったんだけど、それが良くなかったみたいだね。



〔★報告・連絡・相談は大切だ★〕



MESSIAHの件もだけど、今、問題なのは瑠華さんのこと。

そう思った時、再び下からトントンと肩を叩かれた。



(なによ、ヤマト?)



視線を下げれば、スマホ画面を見せてくるヤマト。



―それがきっかけで、4号さんにしたんかい?―

――――――だから4号じゃない!!



再度チョップをしたら、やられた~!のリアクションもそこそこに、素早い指タッチをしてからスマホ画面を見せてくる関西男子。



―他に『なるみるか』って知り合いはおらんやろう?―

(いる前提で聞かないでよ!?)

確かにいるけどさぁー!!



イラッとしたけど首を縦に振って答える。

それにヤマトは、スマホを手から離して、両手を忙しく動かす。