彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「つなぐ、美涼(みすず)という男が東山高校に殴り込みに来たのっていつ頃ですか?」

〈はい、1時間ほど前です。〉

「1時間・・・」

(ビンゴ!間違いない・・・。さっき、電話した時点で、カンナさんは知ってるはずよねー・・・)

あれ?じゃあ、涼子ちゃんは??

「つなぐ、美涼(みすず)の殴り込みは・・・一般人の涼子ちゃん・・・普通の生徒達も知ってるのですか?」

〈はい、見られてると思います。いくら少数で来たと言っても、龍星軍のメンバーを指名して校門に呼び出してますからね。東山高校じゃ、龍星軍は注目の的なので、隠しきれないですよ。ですがさいわい、一般の生徒の間では、美涼(みすず)の訪問よりは、我が君がガールズバーの女性の件でもめた件の方に話題が集中しており、『凛道蓮は巨乳が好き』と周知されています。我が君、巨乳派だったのですか?〉

「そうですか。それならよかっ・・・よくねぇーよ!誰が巨乳好き!?僕は巨乳派でも何でもないです!!」

〈そうでしたか。でも、俺ぐらいのバストサイズは好きでしょう?〉

「なんでだよ!?なんで、つなぐの胸囲の話になるんですか!?」

〈ふふふ・・・おっしゃってくだされば、いつでも揉んでいいですからね?〉

「もみませんよ!触りません!!セクハラ発言やめて下さい!もっと自分を大事にしなさーい!!」

〈誠実な我が君なら、俺を大事にしてくれると確信しています。〉

「そういう確信しなくていいですから!誠実と言ってくれた件に関しては、ありがとう!とお礼を言っておきますが!」

〈ふふふ♪それでこそ我が君です♪ひとまず、俺の胸は我が君オンリーで触り放題OKということで、話を戻しましょうか。〉

「いやいや!だから触りませんって!!話を戻すことには同感ですが!!」

(そう、このままでは、延々とおっぱいトークの無限ループになってしまう!!)



そう思ったので、相手に同意して、即!話題を、招かれざる客達に戻した。