「つなぐ、美涼(みすず)という男が東山高校に殴り込みに来たのっていつ頃ですか?」
〈はい、1時間ほど前です。〉
「1時間・・・」
(ビンゴ!間違いない・・・。さっき、電話した時点で、カンナさんは知ってるはずよねー・・・)
あれ?じゃあ、涼子ちゃんは??
「つなぐ、美涼(みすず)の殴り込みは・・・一般人の涼子ちゃん・・・普通の生徒達も知ってるのですか?」
〈はい、見られてると思います。いくら少数で来たと言っても、龍星軍のメンバーを指名して校門に呼び出してますからね。東山高校じゃ、龍星軍は注目の的なので、隠しきれないですよ。ですがさいわい、一般の生徒の間では、美涼(みすず)の訪問よりは、我が君がガールズバーの女性の件でもめた件の方に話題が集中しており、『凛道蓮は巨乳が好き』と周知されています。我が君、巨乳派だったのですか?〉
「そうですか。それならよかっ・・・よくねぇーよ!誰が巨乳好き!?僕は巨乳派でも何でもないです!!」
〈そうでしたか。でも、俺ぐらいのバストサイズは好きでしょう?〉
「なんでだよ!?なんで、つなぐの胸囲の話になるんですか!?」
〈ふふふ・・・おっしゃってくだされば、いつでも揉んでいいですからね?〉
「もみませんよ!触りません!!セクハラ発言やめて下さい!もっと自分を大事にしなさーい!!」
〈誠実な我が君なら、俺を大事にしてくれると確信しています。〉
「そういう確信しなくていいですから!誠実と言ってくれた件に関しては、ありがとう!とお礼を言っておきますが!」
〈ふふふ♪それでこそ我が君です♪ひとまず、俺の胸は我が君オンリーで触り放題OKということで、話を戻しましょうか。〉
「いやいや!だから触りませんって!!話を戻すことには同感ですが!!」
(そう、このままでは、延々とおっぱいトークの無限ループになってしまう!!)
そう思ったので、相手に同意して、即!話題を、招かれざる客達に戻した。


