〈・・・わかりました。では、ご報告だけ手短にします。〉
「どうぞ。」
〈『GREAT STAGE(ぐれーとすてーじ)』の幹部をしている『美涼(みすず)』と名乗る男が、我が君に、凛道蓮様にお会いしたいと東山高校に殴り込みをかけました。〉
「『GREATSTAGE』!?」
(瑠華さんに迷惑行為をしたピアス3兄弟の関係者!?)
つなぐの口からその名前が出るって!?
(イヤな感じで、ビンゴがきたね!?)
〔★手短にできる内容ではなかった★〕
「マジですか!?」
〈マジでございます。もし、うわさ通りでしたら・・・・わが君は、すでにその店の下っ端とやりあってますよね?〉
「・・・ええ、攻撃してきたので応戦はしました。」
好きで戦ったわけじゃないけどさ!
〈美涼は、その下っ端の無礼をお詫びしたいと言って、東山高校に乗り込んできたのです。〉
「ごめんなさい!!1000%、僕のとばっちりを、皆さん食らわせてますね!?
〔★凛は素直に謝罪した★〕
〈お気になさらないで下さい、我が君。〉
謝る私に、陽気な声でつなぐは言う。
〈遅かれ早かれ、やりあわなければいけないほど、やましい評判のある店でしたから。〉
「みんなは無事ですか!?GREATSTAGE相手に、ケガとかしてませんか!?」
〈GREATSTAGEと戦ってないので、ケガもしてません。機嫌は悪いですが、元気ですよ。〉
「よかった!いや、よくない!?僕のせいで、嫌な気分になってるってことですよね・・・!?」
〈いえいえ。わが君とともにいる以上、これしきの事は覚悟の上です。〉
「でも嫌な思いをさせちゃったのは事実でしょう!?なんで、東山高校に乗り込んできたんだろう・・・!?」
〈すみません、俺の言い方が悪かったです。殴り込みというか、出向いて来たと言った方がいいですね。〉
「出向いてきた・・・?」
〈はい。〉
聞き返せば、優しい声で答えてくれた。


