彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「よかったー!カンナさん、デマを信じてなかったです!」



凛道蓮の無実をわかってくれていたという事実が嬉しかった。



「うははは!ほんまやなぁー!カンナはんの怒りが最小限やったなぁ~!?にくいで、プレーボーイ!!」

「ケンカ売ってるんですか!?ボーイじゃねぇから!!いや~一時はどうなるかと思いましたが~カンナさんが、そこまで怒ってなくてよかったです!」

「うはっはっはっ!せやけどカンナはん、なんか言いかけとらんかったかー!?」

「え?そうでしたか?」

「そやでー!案外、またかけなおしてくるかもなぁ~うはははは!」

「まぁ・・・カンナさんなら、かけてこられても構いませんが・・・」



ヤマトの言葉に、受け入れる方向だと返事をした時だった。



ピヨピヨピー♪

「え?」



再び鳴りだす携帯。



「うはははは!噂をすれば~やな!?」

「そうですね・・・なにか、話があったみたいですね・・・?」



なんだろう?と思いながら、画面を見たのだけれど・・・



「あれ?」



カンナさんじゃなかった。



「うははは!誰やー!?はすみはんか!?ジョーカーな、か!?大穴で大原会長はんか!?」

「全員違います。」



というか。



「本日、初の人です。」



そう答えて、通話ボタンを押した。





「もしもし、つなぐ?」

〈我が君、お疲れ様です!〉



相手は、龍星軍のメンバーのつなぐ。



〈今、お時間よろしいですか?〉

「ダメですね。」

〈即答!?お話できないんですか!?〉

「はい。出来ません。」

出来ないね。

話すことなんてできない・・・

だって――――――――――!!



(もうすぐ昼休みが終わるんだもん!)



絶対に、話してる途中で時間切れになるからできない!



〔★最後まで話せる保証がなかった★〕