彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「なんで、毎度毎度!僕が悪いみたいになってんですか!?」



ヤマトの言葉に、不満を主張した時だった。




ピヨピヨピー♪

「え?」



再び鳴りだす携帯。



「うはははは!涼子ちゃんかいな!?」

「いや、ますみちゃんじゃあるまいし・・・涼子ちゃんは聞きわけが良いので、きっと違いますよ・・・」



と思いたいが・・・強引に切ったので、かけなおしてきたのかもしれない。

そう思って画面を見たけど・・・




「うっ・・・!?」



画面を見てギクッとする。

涼子ちゃんじゃなかったが―――――




「うはははは!誰やー!?」

「・・・・・・・・噂をすればなんとやら・・・・・です。」



心の準備が必要な相手であり、遅かれ早かれ、連絡してくるとは思っていた。

しかし、心の準備が出来る前にかけてこられるとは・・・今日の僕はついてないと思う。




(早すぎるよ・・・カンナさん・・・)




東山高校に通う、龍星軍のメンバーからのお電話。




「カンナはんかいなぁ~!?ほな、電話には~」

「出ないと怒られますよねぇー!!ごめんなさい、カンナさぁ―――――――――――ん!!」

〈うるせぇー!!声がデカいんだよ、バカ凛!!つーか、第一声がわびの言葉とは、良い根性してるじゃねぇーか!?〉

「すみませんでしたぁー!!!」



出た瞬間の大音量の怒声。

しょっぱなから、怒鳴られて怒られた。

怒られるとわかっていたので、先手必勝で謝り、連続で謝罪した。



「うははははは!出るの選択になるわなぁ~!?」



そう言いながら、後ろ歩きで私から離れるヤマト。



(おのれヤマト!他人事だと思って・・・!!)



1人で逃げる関西男子にイラッとしていれば、電話口の相手が言った。