「うはははは!誰やー!?」
「僕の心の癒しだよ。」
(・・・なんだ、涼子ちゃんか・・・)
龍星軍のメンバーじゃなくてホッとする。
「メガネちゃんかぁ~!?ほな、電話には~」
「もしもし、涼子ちゃん?」
〈凛君!凛君は遊びで女性と付き合ったりしませんよね!?〉
「え!?」
「出ない方がええでぇ~!うははははは!」
「ええ!?」
出た瞬間の大音量の泣き声。
ヤマトの忠告に遅いと言う前に、電話口の相手が言った。
〈凛君・・・『パステルカラー』ガールズバーで働く『ふじこ』さんという・・・私達より年上の女性は、凛君の知り合い程度の関係で、間違いないですか・・・・!?〉
「え!?なんで、涼子ちゃんが―――――!?」
(瑠華さんのお店と源氏名を知ってるの!?)
〈そうですね・・・なんで私が知ってるか不思議ですよね。私・・・聞かれたんです。り・・・凛君が、ガールズバーの『ふじこ』サンという人と、不真面目な男女交際をしてるの?って、本当なの?って・・・・〉
「なんですかそれ!?涼子ちゃんになんてことをっ!てか、涼子ちゃんにそんなことを聞いた馬鹿は、どこの大馬鹿ですかぁー!!?」
〈・・・私は大丈夫です。たくさんの人に聞かれて、誰が誰か、冷静に言えませんが・・・〉
「そんなにたくさん!?ごめんなさい!!お叱りの言葉でも何でも、僕に言って下さい!!」
〈じゃあ・・・これだけは言います。私は、凛君は『不真面目男女交際』をする人じゃないと信じてます!〉
「え!?」
(『不真面目男女交際』だと!?)
〈その噂は嘘ですよね・・・・!?〉
「嘘だよ、嘘!てか、そんな大嘘が流れてるんですか!?」
〈・・・・はい・・・・。〉
(マジかよ!!)
低い声で返事する涼子ちゃんに、激しい頭痛を覚える。
「毎回毎回思いますが!誰がそんなデマを流してるのか・・・!!」
〈・・・デマですよね?〉
「デマです!でたらめですよ!!」
〈じゃ、じゃあ!わ・・・私が・・・・〉
「ん?涼子ちゃんが?」
〈わ・・・わ、わた、私を―――――――・・・・凛君が2番目の彼女と宣言してると言う話は、どうなのでしょうか・・・?〉
「はあああああああ!!!?」
(涼子ちゃんを2番目の彼女だと――――――――!?)
無責任にもほどがあるんじゃないのぉー!!
〔★見えない敵は手ごわかった★〕


