彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「うははは!!9月ゆーても、まだまだ暑いからチョコとけるやん!?せやから揚げあられや♪」

「そうですか・・・てか、このお菓子は・・・初めて見ますが、どこのメーカーの物ですか?」

「うっはっはっ!米プロバスケットボールNBAのワシントン・ウィザーズの八村塁選手がチームメートにお裾分けとして持って行った石川県金沢市を本拠とする北陸製菓の『白えびビーバー』やねん!!美味いでぇ~!?」

「マジかよ!?あの噂の入手困難なお菓子!?よく買えましたね!?」

「今はもう、普通に買えるんで~!?人気なのは変わらへんけどなぁー!!他にもノーマルなビーバーとカレー味もなるねん!今度持ってきたるわ~からのー!どうせわしん家で変身するわけやから、そん時に詳したるわ!うはははは!!」

「いいのですか・・・!?ありがとう、ヤマト!」

「うははは!大親友なんやから気にするなぁー!ついでにビスケットも食わせたるわ~!ムーミンとコラボしたビスケットも作ってんやて!ミルクに、ココアに、ラズベリーや!」

「おいしそうですね!?」

「せやろ、せやろう!?まずは、白えびバービー食べなはれ~!」



陽気に勧めてくる相手に感謝しながら、人気日本人バスケット選手一押しのお菓子を口に入れる。



「おいしい!」



そんな私を見てヤマトが笑う。



「うははは!うまいか!?うまいか!?うまいわなぁー!その味は新商品やねん!!うんうん、ええ顔やで凛!その粋や!腹が減っては戦は出来へんからな!?」

「そうですね・・・午後からも、顔の腫れの件でいじめられるはずだからね・・・!!」

「うはははは!!マイナス思考全開やなぁ~!?凛、巨乳姉さんにひっぱたかれたこと、長ちゃんらには言うたんかー!?」

「え?いえ・・・言いにくいのでまだですが・・・?」

「うはははは!誤解がひどくなる前に、みんなに真実を報告したらええんちゃうかー!?」

「・・・それもそうで・・・はあ!?噂~!?」



ギョッとして聞き返した時だった。





ピヨピヨピー♪



「え?」



ギクッとする。

なったのは凛道蓮の携帯電話。

うわさをすればなんとやらッってやつ!?



(まさか・・・龍星軍の誰かが!?)



そっと、スマホの表示画面を見れば・・・・



「うはははは!誰やー!?」

「妹ちゃんだよ。」



(・・・なんだ、ますみちゃんか・・・)



龍星軍のメンバーじゃなくてホッとする。