「ガールズバーは大丈夫だぜ、凛たん。?16歳から働けるんだからよ~?」
「え!?そうなのですか!?アルコールを扱ってるお店ですよね!?アウトじゃないのですか!?」
「それ言ったら、飲食店は全部アウトだぜ?どこでもアルコールはあるじゃんか?ファミレスも、ラーメン屋も、コンビニも、ラーメン屋も。」
「あ、そうですね・・・・てか、なんで、ラーメン屋さんを2回言ったんですか?」
「烈司、腹減ったのか?」
「瑞希正解~出前取ろうぜ、瑞希ちゃ~ん♪」
「テメーでダイヤルしろ。飯代ぐらいは出してやる。」
「わはははは!ゴチになるぜ、瑞希!俺様、来来亭チャイナの大盛肉ラーメン!」
「俺は味噌ラーメンのチャーハンセットだ、烈司。悪いな、瑞希。」
「みーちゃん、ご馳走様ぁ~!あたしは、醤油ラーメンと杏仁豆腐ね!ちゃんと伝えてよ、れーちゃん!?楽しみだわ~!」
「OK、OK。俺は豚骨にしようかなぁ~明日休みだから、餃子もつけちゃおう。」
「オイイイ!?俺が出すって言ったのは、烈司の分だけだぞ!?」
「わははは!頭の甲斐性だろう~!?それとも、4代目の凛助がおごってくれんのかよぉー!?」
「やれやれ・・・自分が金欠だからと、弟に支払いを回すなど・・・甲斐性がないな、瑞希。」
「みーちゃん、凛ちゃんを大事にすると言ったのは嘘だったの!?甲斐性なし!」
「いくら凛たんが、瑞希の言いなりだって言ってもよぉ~男の甲斐性見せようぜ?」
「なんで俺が、凛に金を出させる流れになってんだよ!?」
「あ、あの!僕でよければ、日頃の感謝も込めて出しますが~」
「出すな凛!わかったよ!今回は俺がおごってやるよ馬鹿共!!」
「「「「ありがとー瑞希くーん♪」」」」
ニヤニヤしながら、声をそろえ、手を叩き合う瑞希お兄ちゃんのツレ達。
〔★交渉上手だった★〕


