「なっ!?今度はだれ・・・・あっ!?」
「よお、三下共(さんしたども)。探したぜ?」
「『オメー』は!?」
初めて見る、知らない男の人だった。
(てか、『オメー』ってだけじゃ、誰かわからない・・・・)
助けてくれたから、敵ではないと思うけど・・・
(名前言ってくれなきゃ、わからないよ・・・)
〔★判断する材料としては、情報が少ない★〕
「表に出るのはお前らだけだ。わかってんだろう・・・!?」
「くっ・・・!」
「ちっ!」
「な、なんで、オメーが!?」
「俺もいるぞ?」
「げ!?『テメー』もかよ!?」
そう言って、横から出てきたのは目つきの鋭い男。
こちらも、初めて見る男の人。
私を助けてくれた人と瓦らないぐらいの年頃。
(てか、『テメー』ってだけじゃ・・・誰かわらない・・・)
ピアス3兄弟の反応からして、私の敵ではないと思うけど・・・
(名前をさー・・・言ってくれなきゃわからない・・・)
〔★こちらも、身元を知る情報が少ない★〕
動揺する私に、会長さんが興奮組に近寄ってくる。
「チョコちゃん、チョコちゃん、あの2人組は知り合いか!?」
「いいえ、初対面です。」
「今、警察のフジバラじゃなくて、パトロール隊員の応援呼んだから安心しろよ!」
「そうで―――――え!?警察じゃないんですか!?」
(そこは普通に、110番通報していいんじゃないの!?)
「チョコちゃんはその方が良いだろう?」
「あっ!?・・・そうですね・・・ありがとうございます。」
(危なかった!!バラさん呼ばれると、私が困るわ。)
警察に連れていかれたら身元がバレてしまうもんね。
会長の対応に感謝しつつも、完全に野次馬根性で見ているのもどうかと思う。
〔★ジジイは観戦を楽しんでいた★〕


