手加減はした。
(一応、急所に・・・みぞおちに、入れてはみたけど・・・)
「ううっ・・・!」
手加減はしたけど、的は外さなかった。
ドンピシャでクリーンヒットした。
なので、様子をうかがう。
「おい、どーしたよ!?やられたふり!?優しいなぁー!」
「迫真の演技だなぁ~!?付き合ってやってんの?『攻撃が利きました~!』みたいに!?」
座り込んでしまった仲間を見て、他の仲間が笑う。
「いいぞー!オーバーリアクション!」
「ははは!冗談はそれぐらいにいろよ~!」
「うっ!うっ!うっ・・・・!」
「・・・おい?」
「どうした?」
「うぐ・・・うう・・・!!」
動かなくなってしまった仲間を見て、馬鹿2人の笑い声が止まった。
「な・・・なんだ?」
「あれ・・・芝居じゃなくないか?」
「演技にしちゃあ、ちょっと・・・・」
どよめく店内で、あの人が言った。
「見たか!!これがうちのチョコちゃんの力だ!!」
(会長さん・・・)
どや顔で、興奮気味におじいさんは言う。
「チョコちゃんはな、ご町内の平和を守るためのパトロール隊員でもあるんだぞ!?わかったか、礼儀が身についてない3匹のクソガキ共!!」
「ちょ、町内の平和!?」
「パトロール隊員だぁ!?」
「な・・・に・・・何者、だよぉ・・・・・・・・!?」
息も絶え絶えに言う耳ピアスの、ガラの悪い男達のリクエストを受けて答えた。
「ご覧の通りです。」
「「「わからねぇから聞いてんだよ!?」」」
〔★答えになっていない★〕


