「チョコちゃん、おじさんが追い返そうか?」
「会長さん。」
(いや、さすがにご年配の方に交代してもらうのは、ちょっと・・・・・)
「大丈夫です。『ふじこ』さんの側にいて下さい。」
「がはははは!そうかい!じゃあ手加減してやれよ!?」
私の頼みに、町内会長のおじいさんは瑠華さんの方へ行く。
「待って!そいつらは――――――――――!!」
それでセクシーなお姉さんが私に何か言いかけたが―――――
「おもしれぇ!パンイチで土下座させてやるよ!」
やる気満々の耳ピアス男の声で聞きとれなかった。
「ガキが女の前でかっこつけてんじゃねぇーぞ!?」
「・・・ギャーギャーうるさいですね。弱い犬ってよく吠えるんでしたよね?」
「あんだとぉ!?チワワみたいなチビ助が!!」
「僕、豆しばの方が好きなんですが?」
「つーか、緊張感ないなオイ!?本気で泣かすからな!?」
「君の手のひらに、僕がグーでパンチして、フッ飛ばせばいいんですよね?」
「はあ!?マジでする気かよ?泣いて詫びれば、許してやったのによぉ~」
「いーじゃねぇか!やっちまえよ!」
「君の手のひらに、僕がグーでパンチして、フッ飛ばせばいいんですよね?」
「なにこいつ?ビビって同じセリフリピートしてんのかー?」
「君の手のひらに、僕がグーでパンチして、フッ飛ばせばいいんですよね?」
「ははは!ガチビビりじゃねぇの~!?それなら顔でもいいぞ、おチビちゃ~ん?あたればの話だけどなぁ~!?」
「だったら、腹でもよくねぇ?」
「あのサイズなら、当たっても楽勝だろう~?」
「つーことで、どこでも好きなところに打ち込んできなぁ~お子ちゃま?」
「では、遠慮なく。」
ヘラヘラする相手に対し、ますます油断するように、狙って可愛い声で言った。
「えぃ♪」
「ぎゃははは!なんだよーその声!?テメーあざとすぎ~・・・!?」
―――――――ボグッ!!
「――――――おっぶっ!?」
強く、きつく、にぎったこぶしを、敵の腹に叩きこんだ。
〔★凛の一撃、お言葉に甘えて打ち込んだ★〕


