彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「チョコちゃん、おじさんが追い返そうか?」

「会長さん。」

(いや、さすがにご年配の方に交代してもらうのは、ちょっと・・・・・)

「大丈夫です。『ふじこ』さんの側にいて下さい。」

「がはははは!そうかい!じゃあ手加減してやれよ!?」



私の頼みに、町内会長のおじいさんは瑠華さんの方へ行く。



「待って!そいつらは――――――――――!!」



それでセクシーなお姉さんが私に何か言いかけたが―――――



「おもしれぇ!パンイチで土下座させてやるよ!」



やる気満々の耳ピアス男の声で聞きとれなかった。



「ガキが女の前でかっこつけてんじゃねぇーぞ!?」

「・・・ギャーギャーうるさいですね。弱い犬ってよく吠えるんでしたよね?」

「あんだとぉ!?チワワみたいなチビ助が!!」

「僕、豆しばの方が好きなんですが?」

「つーか、緊張感ないなオイ!?本気で泣かすからな!?」

「君の手のひらに、僕がグーでパンチして、フッ飛ばせばいいんですよね?」

「はあ!?マジでする気かよ?泣いて詫びれば、許してやったのによぉ~」

「いーじゃねぇか!やっちまえよ!」

「君の手のひらに、僕がグーでパンチして、フッ飛ばせばいいんですよね?」

「なにこいつ?ビビって同じセリフリピートしてんのかー?」

「君の手のひらに、僕がグーでパンチして、フッ飛ばせばいいんですよね?」

「ははは!ガチビビりじゃねぇの~!?それなら顔でもいいぞ、おチビちゃ~ん?あたればの話だけどなぁ~!?」

「だったら、腹でもよくねぇ?」

「あのサイズなら、当たっても楽勝だろう~?」

「つーことで、どこでも好きなところに打ち込んできなぁ~お子ちゃま?」


「では、遠慮なく。」



ヘラヘラする相手に対し、ますます油断するように、狙って可愛い声で言った。




「えぃ♪」

「ぎゃははは!なんだよーその声!?テメーあざとすぎ~・・・!?」



―――――――ボグッ!!

「――――――おっぶっ!?」



強く、きつく、にぎったこぶしを、敵の腹に叩きこんだ。



〔★凛の一撃、お言葉に甘えて打ち込んだ★〕