「だ、黙れテメーら!?関係ないだろう!?」
「部外者は引っ込んでろ!」
「邪魔するな!」
「逆でしょう?」
「チョコちゃん!?」
吠える三馬鹿トリオに私は告げた。
「その部外者だらけの場所で、ましてや、みんなで楽しくやってるところを邪魔したのはあなた達3人でしょう?恥の上塗りして、『ながやまぐれいと』さんとやらの顔に泥をぬりますか?」
「て、てめぇ!?」
「そーだそーだ!邪魔はお前らだ!」
「宅配の子いじめて、良い気になるなよ!感じ悪い!」
「マジでそれだ!帰れよ!酒がまずくなる!」
「ムカつくんだよ、お前ら!」
お酒を飲んでいるせいか、お客さん達はガラの悪い男達に対して強気。
「くっ・・・」
「な、なんだよ、これ!?」
「俺らは別に~!」
立場がまずくなるピアス3兄弟達。
それを見て私は思う。
(・・・・三対数十人ってなると・・・・みんながいるからっていう集団心理で、強気になれるんだろうなー・・・)
〔★凛の経験値が上がった★〕
怖そうな相手でも、みんなで団結すれば怖くなくなるんだ・・・と思いながら見ていたら鼻ピアスが叫ぶ。
「ふざけんな!お前のせいだぞ、クソガキ!」
「え?」
「恥かかせやがって!」
「来いよ、コラ!」
怒りの矛先を私にチェンジ。
口々にそう言うと、私へと迫る。
「ガキだからって容赦しねぇぞ!?責任取る覚悟は―――――――!」
「責任取る覚悟が出来てねぇのは、お前らだろう!?いい加減にせんか!!」
大声を出す鼻ピアス以上に、大声を出したのは見覚えのある人。
「会長さん!?」
「相変わらず元気だな、チョコちゃん!ここにも出前に来てるのか!?」
町内会の会長だった。
「か、『会長』だぁ?」
「・・・・どこ組の会長だ?」
「牧口組じゃないよな・・・?」
(・・・そっちの会長を思い浮かべるんだ。)
〔★反社会的組織のボスと認識された★〕
丸山さんを攻撃した馬鹿ガキ達といい、悪質なやつって、会長=893っていう発想しかないのかしら?
「あ・・・あなたは、どこの組の方スか・・・!?」
「組~!?筋もん扱いするなボケ!わしはシロートだ!!」
腕組みしながら言う姿、迫力がある。
だけど、おヤクザさんじゃないと聞いて、ピアス3兄弟は再び悪態をつき始めた。


