彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「いい加減にしてよ。」

「それは俺らのセリフだぜ~?いいのかぁ~そんな態度で?俺らは偉人(ぐれいと)さんの代理なんだぜ?」

「そうそう!偉人(ぐれいど)さんのご機嫌損ねると、困るのは瑠華しゃんの方だぜ~?」

「ここまで教えてやる俺達って、めっちゃ親切だろう?わかったら瑠華ちゃん、さっさとタイムカード押して、俺達とアフター行こうぜ?偉人(ぐれいど)さんの身内を怒らせるもんじゃねぇーぜ?」



(なに!?こいつら!?)



ボロクソまでに、瑠華さんへのセクハラ暴言を繰り返すピアス3兄弟。



(瑠華さんに対してなんてひどいことを――――――!?)



これに対して瑠華さんは――――




「フ・・・フフフ!」

「る・・・ふじこさん?大丈夫ですか?ど――――」

「あーはっはっはっはっはっ!!」




笑った。

大爆笑した。



「え!?る・・・ふじこさん!?」

「な、なにがおかしいんだよ!?」



そこまで黙って聞いていた瑠華さんが声をあげて笑う。



「おかしいわよ!」



そして、大げさに鼻を鳴らしてた後で、意地の悪い笑みを浮かべながら美女は言った。



「黙って聞いていれば、代理代理と言うけれど、あなた達、ただのパシリじゃない?肩書だけご立派で、やってることは下っ端の仕事!ばっからしぃ~!」

「な、なんだと~!?」

「そうでしょ?使いっ走りで、口を開けば下ネタしか話すネタがないが小物ちゃん!『永山偉人(ぐらいと)』が誰か知らないけど、偉そうに『ぐれーとさん、ぐれーとさん』って、『永山偉人(ぐらいと)』の名前出さなきゃ、お使いもできない伝書鳩(でんしょばと)!無能・腰抜け・カン違い野郎の三拍子!笑うなって言う方が無理よ~?あはははは!」

「テメー!!無能って言ったかクソアマ!調子にのんなや!!」

「誰がビビりだ!?アバズレのヤリマンが!」

「テメーの方がカン違いやろうじゃねぇか!?調子乗るなよ!」



カウンターの中で挑発するふじこさんに、鼻ピアスがつかみかかろうとしたので―――――



「やめて下さい!」



急いで間に割って入って止めた。



〔★凛はトラブルに首をつっこんだ★〕