「いい加減にしてよ。」
「それは俺らのセリフだぜ~?いいのかぁ~そんな態度で?俺らは偉人(ぐれいと)さんの代理なんだぜ?」
「そうそう!偉人(ぐれいど)さんのご機嫌損ねると、困るのは瑠華しゃんの方だぜ~?」
「ここまで教えてやる俺達って、めっちゃ親切だろう?わかったら瑠華ちゃん、さっさとタイムカード押して、俺達とアフター行こうぜ?偉人(ぐれいど)さんの身内を怒らせるもんじゃねぇーぜ?」
(なに!?こいつら!?)
ボロクソまでに、瑠華さんへのセクハラ暴言を繰り返すピアス3兄弟。
(瑠華さんに対してなんてひどいことを――――――!?)
これに対して瑠華さんは――――
「フ・・・フフフ!」
「る・・・ふじこさん?大丈夫ですか?ど――――」
「あーはっはっはっはっはっ!!」
笑った。
大爆笑した。
「え!?る・・・ふじこさん!?」
「な、なにがおかしいんだよ!?」
そこまで黙って聞いていた瑠華さんが声をあげて笑う。
「おかしいわよ!」
そして、大げさに鼻を鳴らしてた後で、意地の悪い笑みを浮かべながら美女は言った。
「黙って聞いていれば、代理代理と言うけれど、あなた達、ただのパシリじゃない?肩書だけご立派で、やってることは下っ端の仕事!ばっからしぃ~!」
「な、なんだと~!?」
「そうでしょ?使いっ走りで、口を開けば下ネタしか話すネタがないが小物ちゃん!『永山偉人(ぐらいと)』が誰か知らないけど、偉そうに『ぐれーとさん、ぐれーとさん』って、『永山偉人(ぐらいと)』の名前出さなきゃ、お使いもできない伝書鳩(でんしょばと)!無能・腰抜け・カン違い野郎の三拍子!笑うなって言う方が無理よ~?あはははは!」
「テメー!!無能って言ったかクソアマ!調子にのんなや!!」
「誰がビビりだ!?アバズレのヤリマンが!」
「テメーの方がカン違いやろうじゃねぇか!?調子乗るなよ!」
カウンターの中で挑発するふじこさんに、鼻ピアスがつかみかかろうとしたので―――――
「やめて下さい!」
急いで間に割って入って止めた。
〔★凛はトラブルに首をつっこんだ★〕


