彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「サービスしてくれよ~内容次第じゃ、偉人(ぐれーと)さんに口利きするからさぁ~」

「そうそう!偉人(ぐれいと)さんが聞いたら、どんなに喜ぶか!」

「わかってるよなぁ、セクシーダイナマイトの瑠華ちゃ~ん?」

「・・・・わからないわねぇ~」



一瞬、顔をしかめたふじこさんだったけど、無表情で答える美女。



「あたし、知り合いに外人プロレスラーはいませんから。」

「おいおい、ぼけたふりは困るぜ~?偉人(ぐれいと)さんは日本人だろーが!」



え!?そいつ日本人なの!?

『永山偉人(ぐれいと)』って名前で!?

どんな漢字書くの!?

私、絶対読めないわ!!

渕上月乃亜、飯塚愛抱夢と、いい勝負の名前じゃないの!?



〔★世間では、珍名とも呼ばれている★〕



「あんなイケてる偉大なジャパニーズ、イマドキいないつっーの!」

「今じゃ、若き実業家で、俺らは幹部なんだぜ~」

「肉体労働しかできない瑠華ちゃんとは、大違いなんだよ!ぎゃははは!」

「おいおい、ディスってやるなよ~案外これは、これは瑠華なりのツンデレじゃねぇの!?あるいはのろけ?あなた達の知らない偉人(ぐれいと)サンを知ってるのよっ!?てかぁー!?」

「なるほど~偉人(ぐれいと)さんの股間のサイズが外国人って宣伝してるわけ~偉人(ぐれいと)さんの裸も見たことあるもんなぁ、ドスケベ女~!?」

「照れ隠しまでエロイのかよ~俺らが偉人(ぐれいと)さんの代理だからって、サービス良過ぎるよなぁ~?」

「お客さん達、しつこいですよ?」

「ひゃははは!ねちっこいエッチが好きなくせに、良く言うよなぁ~?痴女の瑠華らしいねぇ~」



『永山偉人(ぐれいと)』が誰か知らないけど――――――



(これは・・・・どう考えてもトラブル発生だよね?)



険悪なムードであることはわかった。



あと、どんな字を書くのかわからないけど、こいつらの上司がすごいキラキラネームの持ち主であることもわかった。