彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




瑞希お兄ちゃん達のオーダーを聞いて思う。



(よかった・・・お酒の悪用、やめてくれたみたい。)



瑞希お兄ちゃん達の様子からして、カクテル言葉とアルコールを使って、ふじこさんこと瑠華さんを尋問(じんもん)することはやめてくれたようだった。

やめて正解だよ!その方が良い。

ハラハラするのは、恋物語だけで十分だもん。



〔★凛の場合はヒヤヒヤだ★〕



「俺、軽食頼もうかなぁ~生ハムの切り落としなら、凛ちゃんともわけられるし~」

「私は、モッツァレラチーズのカプレーゼ。」

「わはははは!スペアリブだな!」

「じゃあ、俺はフィシュ&チップスにしようかな。凛たん兄弟は?」

「どうする、凛?」

「僕まだ、ミックスナッツが残ってます。」

「そのことだけどチョコちゃん、たった今、皇さんのお口に流し込まれたわ。」

「え!?」



ザァアアア!!



「わぁあああああ!?」

「わはははは!!」



ふじこさんの言葉通り、ミックスナッツを飲み物のように平らげてしまった野獣。



「まだ一口も食べてなかったのに!!」

「そうだぞ、馬鹿助!これから凛が、1粒1粒、ハムスターのように食べていく予定だったんだぞ!?」

「ハムスターみたいには食べませんよ、お兄ちゃん!?」

「そうよ・・・じゃなくて、そうだぞ!凛ちゃんがほお袋に詰めて食べるところ、見そびれたじゃないか!?」

「だからモニカちゃん!僕に、ほお袋はありませんって!?」

「落ち着け、瑞希、モニカ!凛たんも!小動物のご飯タイムは、追加でミックスナッツを頼めば実現する。頼んでやるから元気出せ。」

「小動物のご飯タイムって、それ僕のことですか烈司さん!?」

「家に帰ればあるだろう、ミックスナッツぐらい。」

「え!?帰宅してからも、カリカリ食べろと言うのですか獅子島さん!?」

「わはははは!!つーことで、凛助の飯食うのを見たけりゃ、俺様とアフターしてくれよぉ~ふじこちゃ~ん!?」

「僕をナンパのエサに使わないでください、百鬼さん!!」

「うーん、チョコちゃんのお食事シーンかぁ~どうしよっかなぁ~」

「迷わないでください、ふじこさん!!」

「「「「「はっはっはっはっ~~~!!」」」」」



そこまでツッコミを終えたところで、どっと笑い始める瑞希お兄ちゃん達。



「笑いごとですか~!!」



そうはいったものの、心なしか、空気が和んだように感じたので、笑われても気にならなかった。



〔★凛も笑いごとにした★〕