「凛ちゃんのためにも、君が未成年なのは知らなかったままにしよう!」
「いやですわぁ~あたし、18歳以上ですよ~?」
「ごまかさなくていいよ!ガールズバーをする子の中には、アルコールのおねだりドリンクを、ノンアルコールで偽装して飲めるように頼む子がいるのはわかってる!だが今は、そこが問題じゃないからいい!」
そこまで言い切ると、真面目な顔でモニカちゃんはふじこさんに言った。
「君は凛ちゃんを、チョコちゃんのこと、どう思ってるのだ!!?」
「モニカちゃん!?」
男モードで問うモニカちゃんに、ふじこさんが色っぽい声で答える。
「どうって~すごく良い子だから大好きですよぉ?チョコちゃんはふじこお姉さんのこと、好きなのかなぁ-?」
「え!?は、はい・・・ふじこさん、良い方だと思ってますので~」
「あら♪じゃあ2人は両思いだから~今夜からお付き合いしようか?」
「えっ!?えええ!?」
「おいおい!困るな~フジコちゃん!凛ちゃんは純粋だからさ~あまり、からかわないでもらいたいんだよ。」
「あら、厳しいですね?それとも、あたしがあなたにとっては、失格ラインなのかしら?あたし、そんなに悪い女かなぁ~チョコちゃん?」
「そんなことないです!る・・・『ふじこ』さん、良い人です!誤解ですよ、モニカちゃん!」
「り、凛ちゃん!?」
「よかったぁ~チョコちゃんに、悪い女って言われたらどうしようかと思ったわぁ~」
「言いませんよ!ふじこさんは優しいです。」
「ちょっと凛ちゃん!?」
「落ち着け、モニカ!」
「凛たんが天然なのを忘れたか?」
声を荒げるモニカちゃんを、瑞希お兄ちゃんと烈司さんとなだめる。
「て、天然だとしても~あんまりだ、凛ちゃん!」
「え?なにがです??」
「うっ・・・な、なんでもないわよ・・・!」
どうしたのかと首を傾げれば、モニカちゃんに恨めしそうな目で見られた。
てか、言葉遣いがオネェさんに戻ってる。
(モニカちゃん、大丈夫かな・・・?)
〔★天然は時に残酷だ★〕


