そんなふじこさんに獅子島さんは、笑ってない目で彼女を見ながら言った。
「私が知ってる『シャンディーガフ』よりは色が違う。それはノンアルコールカクテルだろう?」
少ない情報で、獅子島さんが断言する。
というか、半分はハッタリだったと思う。
(―――――てことは、瑠華さんは18歳未満!?)
アルコールをのノンアルコールに変えてるとしたらそうなるよね!?
〔★凛は純真な判断をした★〕
「『シャンディーガフ』をノンアルコールカクテルにしている理由として、2つ考えられる。」
「え!?何言いだすんですか、獅子島さん!?」
てか、理由が2つって!?
驚きながら言えば、私を見てニヤッとした後でふじこさんを見る美男子の先輩。
「1つは、年齢の関係で飲めない。もう1つは、大量に飲んで売り上げをあげるためだ。アルコールカクテルとノンアルコールカクテルは、金額に差があるからね。」
「確かにアルコールカクテルの方が高いですが!?」
思わずふじこさんを見れば、困った顔で微笑まれた。
え!?なにそれ!?どういう心境!?
戸惑う私をよそに、獅子島さんはしゃべり続ける。
「水臭いね、ふじこ君?事前に言ってくれれば、ノンアルコールカクテルをおねだりドリンクとしてプレゼントしたんだけどね~これじゃあ、客をだまして高い酒を飲んでるふりをして稼いでるって誤解されちゃうよ?」
そう語る眼は、『ウソは許さん』という迫力があった。
(笑顔なのに・・・こんなに笑った顔が怖い人って思えるのは、獅子島さんぐらいかもしれない。)
〔★尋問(じんもん)をするのに適(てき)した人材だ★〕


