彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)



「ちなみに、時間はどうなのかなぁ~フジコチャンの『活動時間』は?」

「烈司さん。」



瑞希お兄ちゃんに代わりに、今度はヘビースモーカーが、タバコに火をつけながらふじこさんに聞く。



「年齢によって、働ける時間の上限あるよね~?フジコチャンといろいろお話したいんだけど、時間に気なるから、事前に知りたいんだよね~」

「そうそう。フジコちゃんと時間いっぱいまで話したいんだけどなぁ~?」

「モニカちゃん。」

「客にシフトを教えるのは問題じゃないだろう?」

「獅子島さん。」



烈司さんを援護(えんご)しながら攻め込んでいく、オネェさんと眼鏡の先輩。



「わははは!ここの店、朝の4時まで営業だよな!?ふじこ!チップ弾むからどうよ!?俺様とアフターしようぜ!アフター!!」

「ごめんなさい。仕事が終わった後は、眠いから無理なの~」

「じゃあ、仕事前に会おうぜ!同半だ、同伴!!わははは!」

「ごめんなさい。うちの店同伴はあるけど、かけ持ちしてるから無理なの~」

「わはははは!なんで~俺様以外の客の誘いも、そうやって断ってんのかぁー!?そんなわけねぇーだろう~!?オメーと2人きりになれるパスワードは何よ!?」

「みんなの誘いも断ってるし、パスワードもないわ~だってあたし~みんなに心を開いてるから、心の扉もカギもないわ~♪」

「わははは!!言うじゃねぇーか!?ますます気に入ったぜ!!」



(本当に切り返しが早い!上手いこと言ってる!)



ガンガン行く百鬼のストレートを、笑顔で打ち返す美女。



〔★まるで言葉の卓球ラリーだ★〕