「ちなみに、時間はどうなのかなぁ~フジコチャンの『活動時間』は?」
「烈司さん。」
瑞希お兄ちゃんに代わりに、今度はヘビースモーカーが、タバコに火をつけながらふじこさんに聞く。
「年齢によって、働ける時間の上限あるよね~?フジコチャンといろいろお話したいんだけど、時間に気なるから、事前に知りたいんだよね~」
「そうそう。フジコちゃんと時間いっぱいまで話したいんだけどなぁ~?」
「モニカちゃん。」
「客にシフトを教えるのは問題じゃないだろう?」
「獅子島さん。」
烈司さんを援護(えんご)しながら攻め込んでいく、オネェさんと眼鏡の先輩。
「わははは!ここの店、朝の4時まで営業だよな!?ふじこ!チップ弾むからどうよ!?俺様とアフターしようぜ!アフター!!」
「ごめんなさい。仕事が終わった後は、眠いから無理なの~」
「じゃあ、仕事前に会おうぜ!同半だ、同伴!!わははは!」
「ごめんなさい。うちの店同伴はあるけど、かけ持ちしてるから無理なの~」
「わはははは!なんで~俺様以外の客の誘いも、そうやって断ってんのかぁー!?そんなわけねぇーだろう~!?オメーと2人きりになれるパスワードは何よ!?」
「みんなの誘いも断ってるし、パスワードもないわ~だってあたし~みんなに心を開いてるから、心の扉もカギもないわ~♪」
「わははは!!言うじゃねぇーか!?ますます気に入ったぜ!!」
(本当に切り返しが早い!上手いこと言ってる!)
ガンガン行く百鬼のストレートを、笑顔で打ち返す美女。
〔★まるで言葉の卓球ラリーだ★〕


