「ほら、モニカから順に、ラストは皇助になるように回せ。」
「みーちゃん・・・」
「なんだよ?なに、目元にしわ作ってんだよ?」
「あのねっ!あ~~~~もーいーけどさ~この天然!」
ため息をつくと、なにかをあきらめたような口調で、瑞希お兄ちゃんからお皿を受け取るモニカちゃん。
「はい、伊織。」
自分の分を1つとると、獅子島さんにお皿を差し出すモニカちゃん。
「ああ。」
静かな声で返事をすると、ゆっくりした動作で1つ選ぶ獅子島さん。
眼鏡の先輩が自分の分をとったのを確認すると、モニカちゃんはお皿を烈司さんに差し出した。
「ほら、れーちゃんパス。」
「はいはい、パスをキャッチしまして~1個とりまして~皇助にダンクシュート!」
その言葉通り、流れるような動きでモニカちゃんからローストビーフの皿を受け取ると、自分の分を1つとってる。そして、野獣に皿ごと渡した。
「わはははは!」
1皿に、12個ほど乗っていたローストビーフの塊。
百鬼のもとに行った時には、7個だったはずが―――――――
「美味い!!おかわり!!」
「えー!?秒殺!?」
瞬きする間に、0個となる。
直視した時には、野獣が口からミニの剣を、カラのお皿の上に吐き捨てていた。
「ちょ、百鬼さん!早食いにもほどがあるでしょう!?」
「わはははは!!肉は別腹よ!!」
「デザートは別腹みたいなノリで言わないでくださいよ!」
「あらぁ~食べ方もワイルドなのね~」
「どちらかというと掃除機ですよ!?」
〔★ダイソンと同じ、吸い込みタイプだ★〕


