彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)



「ほら、モニカから順に、ラストは皇助になるように回せ。」

「みーちゃん・・・」

「なんだよ?なに、目元にしわ作ってんだよ?」

「あのねっ!あ~~~~もーいーけどさ~この天然!」



ため息をつくと、なにかをあきらめたような口調で、瑞希お兄ちゃんからお皿を受け取るモニカちゃん。


「はい、伊織。」


自分の分を1つとると、獅子島さんにお皿を差し出すモニカちゃん。


「ああ。」


静かな声で返事をすると、ゆっくりした動作で1つ選ぶ獅子島さん。

眼鏡の先輩が自分の分をとったのを確認すると、モニカちゃんはお皿を烈司さんに差し出した。


「ほら、れーちゃんパス。」

「はいはい、パスをキャッチしまして~1個とりまして~皇助にダンクシュート!」


その言葉通り、流れるような動きでモニカちゃんからローストビーフの皿を受け取ると、自分の分を1つとってる。そして、野獣に皿ごと渡した。


「わはははは!」


1皿に、12個ほど乗っていたローストビーフの塊。

百鬼のもとに行った時には、7個だったはずが―――――――



「美味い!!おかわり!!」

「えー!?秒殺!?」



瞬きする間に、0個となる。
直視した時には、野獣が口からミニの剣を、カラのお皿の上に吐き捨てていた。



「ちょ、百鬼さん!早食いにもほどがあるでしょう!?」

「わはははは!!肉は別腹よ!!」

「デザートは別腹みたいなノリで言わないでくださいよ!」

「あらぁ~食べ方もワイルドなのね~」

「どちらかというと掃除機ですよ!?」



〔★ダイソンと同じ、吸い込みタイプだ★〕