「お前な~俺はいいから、しっかり食べろ。」
「お兄ちゃんも食べて!」
「だからいいって。」
「お兄ちゃんも!」
「たく、しかたねぇーなぁー」
くすっと笑うと、大きく口を開ける瑞希お兄ちゃん。
「あーん。」
「はい、あーん♪」
私はそれが嬉しくて、彼の口の中に、手にしていた肉付きの剣を差し入れた。
「うん、うまい!」
「よかったー♪」
「ホント、仲良しね~ところで・・・マスクしたまま食べるのって、食べにくくない?はずさないの?」
「え!?いや、その・・・」
瑠華さんの指摘に動揺。
確かに、他の人から見れば怪しいかもしれないけど~
「こいつの個性なんだ。」
「お兄ちゃん!?」
返事を考えていれば、大好きなお方がフォローして下さった。
「気になるかも知んねぇーけど、食べにくけりゃ、自分で考えて外すと思うんで気にしないでくれ。」
「それもそうですわね~本当に弟さん思いで優しいですね~チョコちゃん、お兄さんに大事にされてるわね?」
「は、はい!」
「ふじこちゃんのお察しの通り、俺はブラコンなもんでね。」
(ブラコンなんてっ!!)
真顔で堂々と宣言して下さる瑞希お兄ちゃんに、ハートを射抜かれた。
そんな自然に、特別扱い発言されるなんて・・・幸せ!!
〔★瑞希トーク、凛の幸福度が7上がった★〕
「ほら、凛!もっと食べろ!遠慮しないで食べろよ?」
「い、いえ!僕だけ食べるのは申し訳ないです!こんなにたくさんあるのですから、皆で分けましょうよ?」
「凛は優しいなぁ~そんじゃ、オメーらも食え!ほらほら!」
ニコニコうなずきながらおっしゃると、私用にと注文して下さったローストビーフのお皿を持ち上げる瑞希お兄ちゃん。
烈司さん達にも声をかける。


