「み、瑞希おー?」
「デレデレすんなよっ・・・!?」
「してないですよぉー!?」
怖い顔で、大変心外なことを言われて傷つく。
「まぁまぁ!喧嘩はそこまでにして~乾杯しましょう?ねぇ、みなさん?」
「ハハハ・・・そうだねぇ~ふじこちゃん。俺ら、ふじこちゃんとおしゃべりするのが目的で来たんだからなぁ~」
あざとく、可愛く笑うけど、膝に置いてるコブシがボキボキ鳴ってる瑞希お兄ちゃん。
「それな♪こんな美女とお話できると思うと、緊張しちゃうなぁ~♪」
甘くささやき、ニヒルな笑みを浮かべてるけど、灰皿に入れた煙草を原形をとどめることなくつぶしてる烈司さん。
「凛ちゃんから話を聞いて、ずっと語り合いたいと思っていたんだよ。嬉しいなぁ!」
ニコニコしてるけど、口元から歯ぎしりするような音を出すモニカちゃん。
「ここは無礼講で、腹を割って話し合いをしようじゃないか、ふじこ君?」
絶対に、作り笑い、怒ってる笑顔としか思えない獅子島さん。
「わははははは!!!」
百鬼はいつもと変わらず。
「まぁ~みなさん、お話が好きみたいでよかったぁ~チョコちゃんにリクエストしたかいがありましたわ~♪」
そんな男達におびえることなく、明るい声でグラスを持つふじこさん。
「それでは、今夜の出会いに感謝して~かんぱーい♪」
「「「「かんぱーい!」」」」
「わはははは!」
「・・・。」
カチャン!チャン、チャン、チャン、チャン、チャーン!
グラスがぶつかり合う音が、第二ラウンドを知らせるゴングのように聞こえた。
〔★試合だけでなく、勝負も始まった★〕


