「チョコちゃん、ドリンクの2杯目、頼んでおかなくいいの?」
「え!?えーと、まだありますから・・・」
残っているので、首を横に振る。
「凛、頼んどけ。」
「え!?でも・・・」
「話に夢中になったら、頼めなくなるかもしれねぇーだろう?」
「夢中になる予定なのですか!?」
どちらかといえば、現在、険悪じゃないですか!?
〔★世間では修羅場という★〕
「いいから、好きなのを頼め凛。ただし、ノンアルコールだぞ!?」
「だったら、いい『モクテル』がありますよ。」
「もくてる・・・?」
ふじこさんの言葉を復唱すれば、彼女は優しく教えてくれた。
「ノンアルコールカクテルのことよ、チョコちゃん♪」
〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
モクテル:英語で『見せかけ・擬似』の意味を持つ「mock(モック)」と、カクテルの「cocktail(カクテル)」を組み合わせて作られた言葉だよーん☆彡
「チョコちゃんをイメージしたカクテルだと~『コンクラーベ』はどうかしら?」
「「「「「『コンクラーベ』!?」」」」」
「・・・て、根比べ!?どちらが根気強いか勝負するのですか!?」
「アハハ!違うわよ、チョコちゃ~ん!」
声をそろえる瑞希お兄ちゃん達の側でギョッとすれば、妖艶な笑みを浮かべながらふじこさんは言う。
「『根比べ』じゃなくて、『コンクラーベ』よ~!あたし達、勝負するわけじゃないんだから・・・そうですよねぇ~?真田のお兄さん?」
「ハハハ・・・!そうだな・・・!」
(ウソだ――――――――!!)
ふじこさんには違うって言ってるけど、本音を暴露するとかで、やる気満々出来てるくせにー!!
その証拠に、笑顔をキープしてるけど、目が笑ってない!
〔★すでに試合は始まっていた★〕


