「ありがとうございます~♪お腹すいてたから嬉しいわぁ~よかったわねぇ~チョコちゃん?」
「は、はい・・・」
(瑞希お兄ちゃんの表情は、よくないけどね・・・)
そんな瑞希お兄ちゃんも好きだけどね♪
「ハハハ・・・うちの弟をダシに使わない下さいよ~」
笑顔で言ってるけど、やっぱりなんか怒ってる感じがする。
「瑞希の言う通りだよな~言いたいことはこっちに言ってね?」
「メインは俺達なわけだしさ~」
「大人同士のおしゃべりといこうじゃないか?」
「わははははは!!」
(心なしか、瑞希お兄ちゃん以外も怒ってるような・・・)
てか、この反応は、まさか――――――――――
(・・・・・・・瑠華さん、『カクテル言葉の存在』について知ってる・・・?)
お兄ちゃん達の態度が変わったのは、瑠華さんが『ふじこ』として『アルコールドリンク』を頼んでからだ。
『シャンディーガフ』って、言ってからだけど――――――――
(カクテル言葉がわからなーい!!)
どんな意味なの、『シャンディーガフ』!?
瑞希お兄ちゃん達を戦闘モードにするぐらいだから、きっとよくないものだと思いますけど!!
〔★『シャンディーガフ』のカクテル言葉は『無駄なこと』、凛の予想は的中している★〕
「ご注文、以上でよろしいですか~?」
こちらの修羅場を気にすることなく、オーダー確認をするふじこさんのスリムな同僚さん。
「ちょっと待った!」
「瑞希お兄ちゃん!?」
待てと言ったのは、私の隣にいる好きな人。
彼はふじこさんのスリムな同僚さんを引き留めると、自分の分のウーロン茶をグビッ!と、一気飲みした。
喉を鳴らして飲む姿がなんとも―――――――!!
「お・・・おっとこらしぃ~瑞希お兄ちゃ~ん♪」
「サンキューブラザー!」
私の声のつぶやきにも、しっかり拾って答えて下さる大好きなお方。
よしよし♪と私の頭をなでてから、瑞希お兄ちゃんは言った。


