「うふふ♪チョコちゃんは知らないかなぁ~チョコちゃんのお兄さん達が、飲んで飲んでと勧めてくれるから~お兄さん達と一緒に飲むのに最適なものを注文してみたのよ♪」
「へぇ~そういうカクテルなのですか、瑞希お兄ちゃん?」
「おうよ・・・!!」
思わずたずねれば、ニヒルな笑みを浮かべながら瑞希お兄ちゃんは言った。
「ファーストドリンクじゃねぇーけど、最初に俺らと飲むカクテルで『シャンディーガフ』をオーダーするとは良い根性じゃねぇか・・・!どんどん飲んでくれよな、ふじこちゃん・・・!?」
「え?」
あれ、その言い方は、ちょっと・・・
(まるでケンカを売られた時みたいな反応なんですが・・・!?)
もしかして、『シャンディーガフ』って、やばい意味のお酒・・・!?
〔★普通のカクテル言葉ではなさそうだ★〕
私の不安をよそに、『シャンディーガフ』を頼んだ本人は陽気に笑う。
「うふふ~ホントですか~嬉し~♪あ、チョコちゃん、お腹すいてない?軽食とかどうかしら?」
「ミックスナッツ、ありますか?」
「ぷ!やぁ~だぁ、本当に小動物ねぇ♪子リスさんみたいで可愛いー♪」
「ほおぶくろは、ないです。」
「わかってるわよ♪ナッツもいいけど~一口サイズのローストビーフが美味しいのよぉ~どうですか、チョコちゃんのお兄さん?」
「いいぜ・・・!!『シャンディーガフ』と一緒にローストビーフを2人分も追加だ。」
「え?瑞希お兄ちゃんも食べるんですか?」
「ばか!そこは、チョコちゃんとふじこちゃんだろうーが?」
「えっ!?ぼ、僕ですか!?」
「なぁ、伊織?」
「許可する。ついでにミックスナッツも追加だ。大いに食べろ、小動物。」
本日の出資者である獅子島さんからのGOサインも出た。
(・・・・なんか、聞いてた話と違う・・・・。)
ガールズバーって、お客さんはドリンク以外もごちそうするの?
そういうものなのかな?
飲み物だけじゃ、お腹すくからかな?
瑞希お兄ちゃんのすることに間違いはないから、食べ物もセットで付ける物なのかも♪
〔★凛は深く考えるのをやめた★〕


