優しいお気遣いに惚れ直しながら、私も首を横に振りながら答える。
「ないです。大丈夫です、お兄ちゃん。」
「そっか。オメーらは?」
私へお声がけした後で、他の皆さんへも確認をとる元・総長。
「俺もないない♪」
「俺もないよ。」
「ないな。」
「わははは!あるぜぇ!!ふじこのスリーサイズはー!?その巨乳は間違いなく、サイズG―――――――!」
「「「「やめろボケ!」」」」
バシ!バシ!バシ!ドゴン!
「いってー!!?」
再び、欲望丸出し発言をした百鬼に、瑞希お兄ちゃんと烈司さんとモニカちゃんの叩き(はたき)と、獅子島さんのハードカバーの本の角が、その頭部に落ちた。
(うわぁ~本当に痛そう・・・)
てか、獅子島さん・・・一体どこから本を出しているのですか?
〔★皇助へ再制裁、凛は野獣の心配よりも伊織の武器の出所が気になっている★〕
「マジでなにすんだテメーら!!」
「うるせぇボケカス間抜けのドアホ!!すんません、ドスケベなもんで!!」
「おほほほ~大丈夫ですよ。何かわからないことがありましたら、そのつど、きいてくださいね?それじゃあオーダー、お願いしまーす!」
慣れたように答えながら、手をあげて呼びかけるふじこさん。
それに応じるように、さっきのスリムなお姉さんがやってきた。
「はいはーい!ご注文は?」
「みなさん、どうぞ♪」
「いやいや、まだの飲み物残ってるから、ふじこちゃんが頼みな?さっき言った通り、ウーロン茶と自分の好きな酒、頼んでくれよ。」
「わはははは!!なんなら、俺らをイメージした酒とかでいいぜ~!?」
「黙ってろドスケベ!!」
「まぁいいんですかぁ~すみません♪」
瑞希お兄ちゃんと百鬼のやり取りに明るく答えるふじこさん。
「それじゃあ~ウーロン茶を1杯と~」
瑞希お兄ちゃんの勧めに応じる形で、ニコニコしながら言った。
「『シャンディーガフ』を1杯お願いしまーす。」
「え?」
「「「「「『シャンディーガフ』・・・!」」」」」
ふじこさんが頼んだのは、ウーロン茶と初めて聞く名前のドリンク。
「『シャンディーガフ』・・・??」
(って、どんな飲み物だろう??)
思わず聞き返せば、私を見ながらふじこさんが教えてくれた。


