彼は高嶺のヤンキー様6(元ヤン)




「いいえ、仲間外れをお願いしてるわけじゃないです。やっぱり、最初からお酒を頼む女って、好きじゃないでしょう?はじめましての方もいるから、かわい子ぶりたいんですよ。」

「俺様は大好きだぜ!!その巨乳といい、尻といい、面も性格も俺様好みの良いな姉ちゃんじゃねぇーか!気に入ったぜ!わははははは!!」

「黙れ、皇助!」

「ハウス!皇助!」

「セクハラ野郎!」

「馬鹿者。」



バシ!バシ!バシ!ゴン!



欲望丸出しで言う百鬼に、瑞希お兄ちゃんと烈司さんとモニカちゃんの叩き(はたき)と、獅子島さんのハードカバーの本の角が、その頭部に落ちた。



(うわぁ~痛そう・・・)

てか、獅子島さん・・・どこから本を出したの?



〔★皇助への総スカ、凛は野獣よりも伊織の武器の出所を気にしている★〕



「いってー!?なにすんだテメーら!!」

「うるせぇボケカス間抜け!!すんません、ドスケベなもんで!!」



反論する百鬼を一番にしかりつけたのは瑞希お兄ちゃん。



「ごめんね~こいつのスケベ、生まれつきなもんで。今後も危ないと思ったら、遠慮なく叩いて蹴って出禁にしていいからね~?」



お茶目をまじえながら謝るのは烈司さん。



「そうそう!フジコちゃんに手出しはさせないから安心してほしい。わかったか、若年性エロ親父!?」



真面目な姿勢と演技で謝罪するモニカちゃん。



「そうだぞ。これ以上、我々の品格の平均値を下げるな。下げるなら、1人の時にしろ。」



きついお言葉で怒る獅子島さん。



「言いたい放題かコラッ!?」



〔★やりたい放題の百鬼と良い勝負だ★〕



「大丈夫ですよ、みなさん。お気になさらないで下さい。」



瑞希お兄ちゃん達の言葉に、瑠華さんは気にするどころか、クスクス笑いながら答えてくれた。



「そういうお客さん多いので。じゃあ、お言葉に甘えて~ウーロン茶の後、カクテルお願いしていいでしょうか?」

「もちろんもちろん!」

「嬉し~♪それじゃあ、オーダーの前に、説明だけさせて下さいね。」

「説明、ですか・・・?」

「ガールズバー、パステルカラーでのルールのことよ、チョコちゃん。」



私に向けて、ニッコリ笑うと瑠華さんことふじこさんは話し始めた。