「いいえ、仲間外れをお願いしてるわけじゃないです。やっぱり、最初からお酒を頼む女って、好きじゃないでしょう?はじめましての方もいるから、かわい子ぶりたいんですよ。」
「俺様は大好きだぜ!!その巨乳といい、尻といい、面も性格も俺様好みの良いな姉ちゃんじゃねぇーか!気に入ったぜ!わははははは!!」
「黙れ、皇助!」
「ハウス!皇助!」
「セクハラ野郎!」
「馬鹿者。」
バシ!バシ!バシ!ゴン!
欲望丸出しで言う百鬼に、瑞希お兄ちゃんと烈司さんとモニカちゃんの叩き(はたき)と、獅子島さんのハードカバーの本の角が、その頭部に落ちた。
(うわぁ~痛そう・・・)
てか、獅子島さん・・・どこから本を出したの?
〔★皇助への総スカ、凛は野獣よりも伊織の武器の出所を気にしている★〕
「いってー!?なにすんだテメーら!!」
「うるせぇボケカス間抜け!!すんません、ドスケベなもんで!!」
反論する百鬼を一番にしかりつけたのは瑞希お兄ちゃん。
「ごめんね~こいつのスケベ、生まれつきなもんで。今後も危ないと思ったら、遠慮なく叩いて蹴って出禁にしていいからね~?」
お茶目をまじえながら謝るのは烈司さん。
「そうそう!フジコちゃんに手出しはさせないから安心してほしい。わかったか、若年性エロ親父!?」
真面目な姿勢と演技で謝罪するモニカちゃん。
「そうだぞ。これ以上、我々の品格の平均値を下げるな。下げるなら、1人の時にしろ。」
きついお言葉で怒る獅子島さん。
「言いたい放題かコラッ!?」
〔★やりたい放題の百鬼と良い勝負だ★〕
「大丈夫ですよ、みなさん。お気になさらないで下さい。」
瑞希お兄ちゃん達の言葉に、瑠華さんは気にするどころか、クスクス笑いながら答えてくれた。
「そういうお客さん多いので。じゃあ、お言葉に甘えて~ウーロン茶の後、カクテルお願いしていいでしょうか?」
「もちろんもちろん!」
「嬉し~♪それじゃあ、オーダーの前に、説明だけさせて下さいね。」
「説明、ですか・・・?」
「ガールズバー、パステルカラーでのルールのことよ、チョコちゃん。」
私に向けて、ニッコリ笑うと瑠華さんことふじこさんは話し始めた。


