私の耳元から離れる獅子島さんに向けて、もうっ!とご機嫌斜めにモニカちゃんは怒る。
「はめたわねぇ~イオリン!?」
「はめたって・・・モニカちゃん・・・」
(本心なの?)
「あっ!?違う!違うのよー!?凛ちゃん!?」
そう思いながらオネェさんを見れば、私のつぶやきと視線に気づいたのか、モニカちゃんは焦るような表情と声で叫ぶ。
「あ、あたしは別に~凛ちゃんのエロ可愛い声に、キュンときただけで~性的な興奮はない・・・・とも言い切れず~!でも、ないようなぁ~あるようなぁ~」
「あるんだろう!?だったら、違わねぇーだろうが!つーか、簡単に本音を暴露すんな、モニカ!!伊織も、凛を使って人間の本性の証明すんなや!!」
「だって、みーちゃーん!」
「俺は親切でしただけだ。それを感謝の言葉さえないとはな。」
「恥じらう凛たんをありがとう、伊織。」
「わはははは!!ナイス、伊織!!凛助の恥じらい面白かったぜぇぇー!!」
「え!?烈司さん!?百鬼さん!?」
「うむ、烈司と皇助はわかってるじゃないか。瑞希、礼はまだか?」
「凛を驚かせた奴に、感謝の言葉なんてあるかボケー!!」
そう言って、私を守るように抱きしめる瑞希お兄ちゃん。
そんな親友を見てから、私へと視線を落とす獅子島さん。
「凛道はどうだ?」
加害者から被害者への子の質問はどうかと思ったけど―――――――
「ありがとうございました、獅子島さん!!」
「なんでだよ凛!?」
正直に感謝の気持ちを伝えた。
(だってぇ~そのおかげで今~瑞希お兄ちゃんは、私を抱きしめてくれてるから♪)
獅子島さん、私のラブイベント発生への貢献、ありがとうございましたぁ~♪
〔★伊織の自称親切、凛の好感度を上げた★〕


