(洸side)
家に帰ると皆それぞれ好きなようにくつろぎ始めた。
藍はクッションを抱えてソファに座っている。

洸「皐月、淳...手伝ってくれ。翔平、東と龍斗と買い物行って来い。蓮は風呂入ってろ啓斗と京夜と涼は2階片して来い。藍はそこに居ろな」
藍「ん」

大分気持ち的にも落ち着いた様だ。
台所で飯を作ってると藍が集中して何かをしている。
こっちに背中を向けていて何をしているかは分からない。
大変な事してないといいけど。

藍「フ、あぁ゙!」
蓮「上がったぞ!?藍、何してるんだ!」
洸「藍?藍!」

傍によると藍の左腕が血だらけだで床にも尋常じゃないくらい垂れている。
右手には小型のナイフが握られている。