それを受け取って聞いた。

藍「何で作り笑顔なの?その笑顔...殺していいよね?」
洸「どうやって?」

こっちを向いた洸が微笑んで聞いてくる。
笑顔は殺したことはない。
だけど、分かる気がした。
東に顔を近付けると表情が固まった。

藍「殺した」
洸「フフ...ハハハ!上手いぞ藍!いい子だ」

また言った。
いい子って何だろうか、あまり興味は湧かないから重要ではないと思う。
洸は隣まで来るとあたしを撫でた。
温かい気持ちになるのは何故だろう。