(蓮side)
副総長としてずっと洸の事を隣で見てたけど藍の事以外でこんなに落ち着かなくなった事は無い。
藍を引き渡したその日から藍ばかり気にしてる。
だから藍が桜雅を継いで初めて瀕死になった時担当になった翔に誓わせた。
洸が言った『何があっても藍を死なせないと誓え!』そう叫んで泣いた。
その姿を見た翔は『藍は何があっても死なせない』と誓った。
アイツは猛勉強をして名医になった。
翔は何度も他の患者の為に担当医を降ろされそうになったが譲らなかった。

皐「洸!座れ!」
洸「落ち着いてられねぇよ!藍が、藍が」
皐「死なせないと誓った翔を、今まで頑張ってきた藍を信じろ」
洸「あぁ信じてるさ、だから落ち着いてられねぇんだよ!分からないだろ?」

洸は待合室をぐるぐると回っている。
心臓に銃弾って言ったら組も出た程のあのケンカしかない。