でも、誰も助けには来ない。
翔平も身を引いている。
ギリギリの所であたしは高く飛んだ。
ジャンプ力と殴りの重さは自信がある。

男「ギャァァ!」
男「カハッ」
藍「あたしは殺してない」
洸「藍、おいで」

着地の時にバランスを崩しそうな体勢のあたしを見ると洸が両手を広げた。
その後ろには男が居る。
でも洸を信じた。

洸「よし、ざんね〜ん」

あたしをキャッチすると転がって銃弾を避けた。

藍「ッ!東ァァ!」
東「え?うわぁぁ!?」

ギリギリで東も銃弾を避けた。