そして中学生になっても私達は登下校を一緒にしていた。



祐は前より背も高くなってきて、前までの可愛さはどこかへ消えてしまったようだ。。


3年生になり、私達は受験のシーズンになってきた。

近隣の高校はあんまり評判が良くなく、電車ですぐの私立高校を祐と受験することになった。


私は国語が苦手で、数学と英語が得意教科だった。


苦手な国語は朔お兄ちゃんに教えて貰い、なんとか高校受験を乗り越えることが出来た。


祐も勉強は私と同じくらいのレベルで、一緒に家に集まって受験勉強を頑張って、同じ高校に行くことが出来た。


私は同じ高校でまた3年間過ごせることが嬉しいなと思っていた。