『ちょっとー
早くしなきゃ、
遅刻って
言ってるじゃない!!!!!』

目の前には

鬼の様に
怒った親友の姿。



あたしは





時計を見た・・・時間は…



「えーーーーー!?
8時50分?!」



そう…


10分で学校に
着かなきゃいけない…



『だから
言ったじゃない。
どうせ、また
兄貴の事
考えてたんでしょ!?』

そういって
ニヤケル紗月。

紗月は
あたしが
陽太をスキってこと
ばれてるから…