自習中、私は親友の詩織と喋っていた。
「ねぇー詩織。菜樹どうしたんだろうね…」
「うーん。多分、先生に呼ばれて一時間怒られているんじゃない…?」
と、詩織は心配そうに言うと、スマホのアルバム画面を見つめていた。詩織な視線の先には、
私と、詩織。真ん中に菜樹がいた。


独り

20○○年4月ーー
高校生になり、楽しい高校生活を送ろうとしていた。
その時に友達になったのが、詩織と、菜樹だった。
でも、ーーー
ある日。もう転校してしまった子を真奈達がいじめている時、菜樹が止めに入った瞬間から菜樹のいじめが始まったのだ。
菜樹に近づこうとすると、後ろから
「アイツは無視しよ」と真奈に言われる。
言い返えそうと考えたが、さっきの菜樹の様子を思い出し、
「うん。わかった。」と言ったのだった。