来年の春、また君に会いたい

 ~好きが強くなってくる~
 中学になってもう1ヶ月、自然に結菜と僕は話すようになっていた。
 彼女にも''好きな人が居るらしい、、、
僕は家に帰るとすぐに彼女にLINEした。
 「好きな人ってどういう人?」気付いたらもう送っていた。すぐ既読が付き返ってきた言葉は
 ''少し不思議な人かな?,,誰だよ、、、そんな言葉を1人でこぼしていた。
 すると、彼女は僕と同じ質問をしてきた。人より頑張ってる人かな?
そう送って既読が付くのを待った。
 もちろん彼女は鈍感なので全然気づいてない。心の中で気づいてほしいとも思った
 彼女の言葉が今でも頭をよぎる。
「少し不思議な人かな?」俺は気づいたら彼女のことばかり考えていた。
 翌日、学校でいつもと何も変わらない日だと思っていたがそれは、違かった。
 何故か坂口がじろじろ見てくる。俺は何も言っていないのに急に「え?!」っと叫んだ声が教室中に響いた。
 坂口の隣には、僕の好き彼女が顔を赤くして立っていた。
 この時点で僕は気づいたのかもしれない。