来年の春、また君に会いたい

 金曜、僕は1人で歩いていた。後ろから声がして振り向くと彼女·坂口が居た
(早く行かなければ💦)と急いで歩いていると
 「ひろと~~」この声ですぐに誰か分かった。彼はクラスの中心にいる小倉智久だ...
 小倉は気の楽そうにスキップでこっちへ向かってくる。彼は毎日が楽しそうに見える。
 僕はそれが正直羨ましかった、、、
 何故なら僕は毎日、同じことをして同じ失敗をして嫌になることが多かった。
 でも、そんな僕でも「結菜」が近い席で楽しく感じることだってある。
 彼女の仕草などを後ろから見てると、凄く毎日が楽しく感じる。これは皆からすると「キモい」などと思われるかもしれないが、僕にとっては好きなだけだったのだ。