僕はとっさに名前を呼んだ...それから僕と彼女は話すようになった。慣れてくるとどうでもいい恋愛話、友達の愚痴をこぼせるような仲になっていた。彼女は''彼氏がいるらしい。
 彼女の彼氏は料理を作ってくれる優しい人だ。
僕とは違いすぎる。料理をできない僕にとって彼は凄く遠い存在だった。
 それから僕の失恋話、友達の愚痴を話し1日が終わる。これがいつもの流れになっていた
 「ねね!沼!」っと後ろから話しかけられた声で誰かはすぐにわかった。彼女はスケートのお誘いをしたかったらしい。僕は当然OKした。
 ん?当然?何だか最初のころとは気持ちが変わっていた。坂口がいい人だと分かったような気がした。自然に楽しみに思えた。
 後日、僕はスケートの約束や謎のゲームをした
じゃんけんで負けた方が言うことを聞くゲームで僕は勝った。何を言おうか考えてたら
 「今のは練習!はいっじゃんけんっっ」っと言ってきた。彼女が勝つまで終わらないらしい
 そして彼女からくだされた命令は
 「僕の好きな人を教える。」だった。
僕は実は近くの席の「結菜」が好きだった
僕は好きな人を答えてしまった。
 彼女は話を聞くと嬉しそうに告白を勧めてきた。当然そんなのお断りだ。絶対に嫌だ
 そんな大変な1日が凄く短く感じるのは僕に何か異変が起きたのだろう。でも楽しかったらいい
 これが僕と彼女との関係の良い日と悪い日の区切りだったのかもしれない。