学園に着いたのはいいけど、デカすぎねぇか？
というかほぼ無駄じゃね？情報屋でもある俺はこの学園について少しばかり調べさせてもらったがこのデカさは予想外だ。

高「デカいなぁ。」
だよな、俺もそう思うよ。
紫「早く行こ？挨拶行かなきゃなんでしょ？」
寿「あぁ。」
学園長室に向かい、
ｺﾝｺﾝｺﾝ
学「どうぞ。」
ｶﾞﾁｬ
寿「失礼します。」
学「君たちか、司が可愛がってる子達と言うのは。」
※司＝ボス
高「ボスのこと知ってるんですか？」
学「私もいちよう裏社会の人間だからね。」
この人って。確か……
寿「白填 真武様ですね。いつもお世話になっています。」
学「もしや君がwolfかな？ 」
wolf、それが私の情報屋でのコードネームだ。
寿「そう受け取ってもらって構いません。」
学「司から聞いてるよ。君たちのことは学園内でも私しか知らない。情報の機密は保証するよ。学園内での名前は決めたかな？司からコードネームでの登録はしてもらっているし、コードネームでの使用許可も得ているが。」
紫「コードネームでも大丈夫？」
寿「バレることはないだろ、私がここの情報はブロックしているし、安心しろ。」
学「決まりかな。担任は……」
ｺﾝｺﾝｺﾝ
学「来たみたいだね。」
？「失礼します、学園長」
学「この子達をよろしく頼むね」
？「はい、俺は静森 竜也。お前たちの担任になる。ちなみに元鳳来総長だからなめんなよ。それにお前ら揃いも揃ってフード被んな！」
お前を舐めるかどうかは別として俺らの方が強いことは確かなようだ。
高「服装自由なんだろ。」
竜「……はぁ、とっとと行くぞ。」