闇に堕ちた世界

鳳来side
寿「お前たちに頼みがある」
頼み?
花「頼みってなんですか?」
寿「あの2人を闇から救い出して欲しい。」
小鳥遊は、ふたりが出ていったドアを見ながら話す
東「闇って……」
寿「お前らもわかるだろ?あいつらは憎しみを殺しでかき消してる。殺し屋から……あしを洗ってもらいたいと俺は思ってる。」
東「なんで俺たちに頼むんだよ……お前が言えばあいつらは辞めるだろ。」
寿「あいつらお前らに会って変わった気がするんだ。殺し屋としてのあいつらじゃなくて1人の人間として他人に求められたこと、初めてだったんだ。」
花「変わりましたかね?敵対心しか感じられないですけど。」
確かにそうだ。いつだって俺たちには反抗的で関わらないでほしそうな目でみてる。
寿「お前たちは気づいてないかもしれない。けど、楽しそうなんだ。お前たちがハッキングしてきたり、何度も入れって誘われたりしたあと3人で話すと無邪気に笑うんだ。輝なんか一人称も僕に変わってきてさ。」
花「確かに今日は僕でしたね……」
寿「あいつらもきっと普通に生きたいんだと思う。捨てられた殺し屋の子供じゃなくて、ただの高校生になりたいんだと思う。」
東「お前はそれでいいのかよ…」
寿「まぁ、あいつらとは長い付き合いだし家族みたいなもんだけどさ。やっぱ家族には幸せになってもらいたいでしょ?」
東「お前、意外と良い奴なんだな…」
寿「殺し屋に良い奴なんて言うもんじゃないよ。まぁお前たちにも色々あるだろうし無理にとは言わねぇけど……頼まれてくれるか?」
篠「反対のやつは?」
「……」
寿「じゃぁこれからよろしく。学校ではkidなんて呼ぶなよ?またな。」
バタンッ
花「なんか意外でしたね。」
東「はじめて女らしいと思った……」
砂「1番心が強いのは咲ちゃんなのかもね。」
原「面白い奴……」
砂「零夜が捜査以外で人に興味示すなんて珍しいこともあるんだね。」
原「うっせぇ!」
鳳来sideend