闇に堕ちた世界

いつもと変わらない朝がきた。部屋を出て食堂に向かう。
?「おはようございます!寿咲さん!」
寿「はよ。豹はいつもこの時間か?」
豹「はいっす!学校に行くのが今年から義務化されたでしょ、この組織でも。」
そういえば学校に行き始めたのは私たちだけじゃないこの組織の人間は、ある程度の知識を年齢に関わらず身につけることになっている。だが今年から、この組織でも学校に行くことが義務化された。それはボスの思いつきだった。たまに変なことをするのはずっと変わらない。豹はこの組織でも一番歳が若い。確か11歳だったか……。
コードネーム 豹 ヒョウ
本名 川端 紫月 カワバタシヅキ
年齢 11歳
この組織では原則として本名は明かされない。だが契約を交わすボスと組織の情報をブロックしている私のみ本名が明かされる。
寿「まぁな、学校は楽しいか?」
豹「つまんないですね、刺激がなくて。」
この歳から殺しを身につけていたら物足りないのはしょうがないことだろう。あまりにも早く世界の闇を知ってしまって同年代の無邪気な子供とは話も合わないだろうしな。
寿「そうか……」
紫「おはよ、咲」
寿「あぁ、おはよう」
食堂で高峰と合流し、いつものようにアップルパイを食べる。
高「また、それかよ」
寿「これが一番美味しいんだよ。」
紫「飽きないよねー、咲は」
寿「学校行くか……」
高「もう遅刻じゃねぇか?」
寿「行くだけいいだろ。」
その後車で学校に向かった。
〜学校にて〜
ガラガラガラ
寿「……」
先生「遅刻ですか?!小鳥遊さん!罰としてこの問題をときなさい!」
何だこのパンダ女。しかもこの問題大学レベルだし、まぁいいけど
寿「9分のルート3π」
先生「え……?」
寿「聞こえなかったか?9分のルート3πだ。」
先生「正解よ……」
寿「だろうな、ってことでサボるわ。これ以上いても身につけられるものは無いようだし。」
紫「あんまり僕たちを見くびらないでね?僕達飛び級してH大卒業してるから。」
紫苑のやつわざわざ言わなくてもいいのに。まっこれでちょっかい掛けられないなら別にいいけど。
どこに行こうかなァ、屋上はアイツらがいるし。
高「空き教室行こうぜ。」
寿「だな。」
ガチャガチャ
鍵かかってんのかよ。しょうがない
寿「高峰。」
高「はいはい。」
カチカチカチ、、ガチャ
高「開いたぞ…」
さすが高峰。
紫「またピッキングの腕あがった?」
高「まぁな……寿咲には及ばないけど」
紫「確かに、、、咲に開けられないものなんて無いもんね!」
寿「それ褒めてんのか?」
紫「褒めてるよ!」
机に座りアップルパイを食べる。
高「また来たぞ。」