闇に堕ちた世界

鳳来side
鳳来に入るのを断る奴がいるなんてな……。
俺はそんなことを考えながら見回りをしていた。
砂「最近物騒だよね。表向きには報道されないけどkidの動きが活発だし。」
花「そういえば2週間前にもここら辺で族潰しがあったみたいですよ。」
篠「どこの族だ?」
花「NO.10の悪竜です。薬に人身売買など色々やってたみたいですよ…。」
東「俺らが潰すはずだったとこじゃない?」
確かに、族潰しリストに入ってたな。
原「すごい匂い」
言われてみればやばい匂いだ。鉄の匂いが鮮明に伝わってくる。
東「まさかあれって……」
花「あれは榊組の本部……」
話していると屋敷から3人出てきた。
花「待ってください!」
東「お前らがやったのかよ!これ……」
話しかけに行くなんて想像もしてなかった。陸はまだしもいつも冷静な柊真がこんなにも焦っているなんて考えられない。
?「そうだけど?」
本当にやったのか……何百人もの組員をたった3人で。
花「あなた達は、なにものなんですか?」
寿「最近世界をざわつかせてる奴がいるだろう。」
ざわつかせてる?そんなのあいつらしかっ
篠「kid……」
寿「暴走族は情報が早いなぁ。」
鳳来「「「「「ッ、、、」」」」」
なんで俺らが暴走族だって知ってんだ……。
?「命があって良かったな…」
フードで顔は見えないが明らかにこっちを睨んでる。それと同時に今まで感じたことの無いような殺気の強さ。殺気だけで動けねぇ。
?「帰るぞkeen,die」
何も言えなかった。追いかけることすら出来なかった。いやあいつの言うように命があるだけでも奇跡だ。
砂「すごい殺気量」
東「格が違ぇ……声すら出せなかった。」
花「殺されてないだけマシです。kidは情報が漏れれば一般人も平気で殺しますからね。」
確かにそうだ。kidに出くわせば最後。命はない。それは暴走族の間でも有名な話だ。
原「keen interest dies」
東「なんのことだ?」
花「kidの名称ですよ。分かりやすく訳すと''強い関心は死をもたらす''」
強い関心が死を……。
篠「もうこれっきりだ……関わるのは。」
砂「そうだね。」
強い警戒心と恐怖を残しその場から立ち去った。

鳳来side end.