闇に堕ちた世界

寿「色々とやばいもん扱ってるからうちの組に目つけられたんだろ」
この組織D.Cのバックには篠嵜組が付いてる。篠嵜組は正統派で薬は売りさばいてる組を見つけては潰しを繰り返している。それは警察と連携が取れているからできることで実際に組が潰してる訳じゃない。俺らみたいな殺し屋に直接頼んで殺してるんだ。
高「篠嵜組かぁ」
紫「なんだいたの?高峰」
高「お前らが何か話すって思ったから来ただけだ」
紫「篠嵜組、なんか引っかかるの?」
高「お前覚えてないのか?」
紫「何が?」
高「篠嵜組、篠嵜燐音の親がやってる組だろ。俺ら一応組員なんだし、いつかはバレるだろ、あいつらに」
確かに俺らは篠崎組の組員だ。正統派の組が殺し屋に依頼をしてるなんて、バレないように殺しに関わるメンバーは絶対に組員として入ってる。殺しに関わるメンバーって言っても、俺ら3人だけだ。組の中でもただの下っ端ってわけじゃない、篠嵜組の中枢を担う幹部には紫苑と高峰。組長代理で俺が組の幹部として入ってる。
紫「でもあいつらに僕達の顔はわれてないし、組には所属してるけど表立って公表されてないじゃん。それに関わってるのは燐音の父親じゃなくて父親の兄の方だし大丈夫だよ。組の仕事を任されてる咲は別としてさ。」
寿「組に顔を出すことなんてほぼないし、燐音は組を嫌ってる。自ら顔を出したことなんてねぇよ。」
そうだ。燐音は組を嫌ってる。父親の兄に子供が生まれなかったために暴走族をやっている燐音が仮の若頭として据えられた。正統派とはいえ、やってる事は殺し屋と何ら変わりはない。暴走族の総長、若頭。殺しで仲間を守ることには違和感を感じるんだろ……。それに最近は愛人との間にできた子供を若頭にしようと鍛えてるらしいし。燐音は篠嵜組にとって用済みの存在だ……。
紫「じゃあ心配いらないんじゃない?……あっ、でも顔見られたら面倒かもね。」
高「顔?顔の情報は出回ってないだろ?」
紫「でも僕たち殺しでできた傷もあるし。それにオッドアイだよ?3人とも」
高「たしかにな。傷はどうしようもねぇ。ちいせぇ頃受けた傷だとか適当に理由つけときゃなんとかなるだろ。目もカラコンしてればバレねぇ。」
カラコン……。私達は俗に言うオッドアイだ。私と紫苑は突然変異した子供として生まれた。目は愚かこの派手な髪色まで地毛だ。紫苑は金髪が気に入っているみたいだが私は違う。これでも黒染めした方だ。それでも完全に色は抜けないから、1度でもサボるとピンクのメッシュみたいになる。高峰は天然のオッドアイで髪色は頻繁に変えてるみたいだ。
寿「そろそろ任務に行くぞ。」
紫「そうだね。」
高「本業に戻りますかー」