『奈菜、絶対出んなよ。俺もぅ少ししたら仕事だから夜には帰って来るからちゃんと家にいろよっ』
そして、俺はいつも愛用してる黒いサングラスをする。
あたしは、ちょっとむくれた。そして、拓也の方に行った。
えっっ。あたしは、ビクッた。あの時の人だったから。
電車で、キャンディーあげた人だったから。
それが、拓也くんだったから。
『奈菜、ちょっと待ってろよ』
奈菜は下を向いて話してきた。
『拓也くんは、あの時の電車で会った人なの?』
『……………………そぅ。』
俺は、あの時の人だとバレる。
『あと、なんで高校生なのに仕事なの?』
『それは、俺は有名人だから。』
『じゃあな。』
そう言って、俺は外に出た。
