『それはぁ』、っと言って全部じゃないけど話した。 『それで奈菜は今俺の家に居るわけ。』 奈菜は、頷きながら納得した。 俺はとりあえず、映画館で奈菜が俺の腕らへんにくっついた事と、奈菜をお姫様だっこした事と、あと……キ、キスをした事は言わなかった。 だって、言えるわけねぇ~よ。 そして、俺の顔が一気に真っ赤になっていった。 『どうしたの!?なんか顔赤いよ拓也くん。』 『な、なんでもねぇよ』 ホント、この状況助けてぇ。