次の日、あたしはいつもよりハイテンションで学校へ行く。
学校まで行くのに、徒歩でいつも通ってる。

『おっはよぉ~奈菜』

『あ、おはよ~夏』

今、話して来たのが石井 夏《16歳》仲良くてクラス同じで、大親友なんだ。いつも優しくて面白い。

『ねぇ奈菜、奈菜ってばぁ、
聞いてる?』

『へっ、きっ聞いてるよ』

『嘘だねぇ~。絶対今聞いてなかったしょ。』

『聞いてたよぉ~』

『ま、いっか。あははは』

こんなふうに、いつも
うちらゎ、バカやってる。