体を起こして「ちょっと、待ってくれないか……」と何度も大きな声で叫んだ。 君は、ちっとも振り向いてくれなかった。 僕は「ありがとう……」とただお礼が言いたかった。 僕の側に君の学生手帳が落ちていた。 中を開くと君の写真が貼ってある学生証があった。