愛智(あち)と歩夢(あゆむ)が、セックスをして数ヶ月後、

「なんであんたが学校に来るわけ!?」

「陽花(はるか)を不登校に追い込んだくせに」

親友の七宝(なほ)が、クラスメイトの2人に言い寄られていた。
七宝には好きな人がいたが、それは友だちの陽花の彼氏で、昨日、好きな人とキスした事も知っていたのだ。

「なんとか言いなさいよ!」

レイラが七宝を突き飛ばした。

「痛」

七宝の身体が、後から教室に入って来た愛智にぶつかった。

「朝からなに!?」

愛智はレイラと朱里(あかり)を睨む。

「安座間(あざま)君とキスして陽花を不登校に追い込んだのよ」

朱里の言葉に、愛智は驚いて七宝を見る。