浴室から出た泰平、いつもの黒色のジャージの上下を身につける。 鼻の奥から咽頭辺りにまだ濃く残っているあのきつい匂い。 空っぽの胃から、何度も何度も吐き気がこみ上げてくる。 冷蔵庫を開くが食欲が全く湧かないので扉を静かに閉めた。