「あ、この造り…住んでいたお城に似てる。」

一方白雪姫は、大きな螺旋階段の前にいました。

「ってことは…多分最上階にルイスが…。」

――バサッ

白雪姫は大きな翼を広げ、上に向かって飛びました。

(…4、5、6、ここね!)

視線の先、そこにはライオンをモチーフに装飾されている、金と赤の大きな扉がありました。